| 当時、私は中学2年生で、絵を描くことに関しては、主に少年ジャンプに連載していた作品(北条司先生の「キャッツ・アイ」や 寺沢武一先生の「コブラ」など。)の扉絵を模写したりするのは好きでした、が、学校の美術の成績はすっげぇ良くなかったです。 授業つまらなかったし。色塗るのヘタでしたし。(今でもダメ。) さて、毎日中学生新聞という新聞が当時ありまして、何でか私の家で取ってまして、日曜版のそれに連載小説として 久美沙織先生の「初恋によろしく!」という作品の連載が始まりまして、その挿し絵がかがみ♪あきら先生だった訳です。 がーん、 ときました。 なんという繊細な線、アーンド どうざんしょ、この美しいおねぇさんの絵はぁ... (この頃から既に年上のおねぇさんが好きだったわけだ...) その挿し絵一枚で虜になってしまいました。作品の内容もさることながら。 3週目の連載までは挿し絵はかがみ先生で、4週目の連載から挿し絵が何故か変わりました。 挿し絵が作品のイメージとして非常にマッチしていた自分としては、「なんで挿し絵が変わったんだよぅ。」と憤慨しました。 連載のすみっこに、かがみ♪あきら先生が亡くなったことが知らされていました。 26才という、あまりにも早い死でした。 泣きました。もうなんかボロボロ涙が溢れてきました。 ボクはアナタの作品をまだ3枚しか知らないのに。なんかすげぇ悔しいよ。 とりあえず模写してました。せずにはおられなかった。 ...時は流れて中学3年の冬。住んでいる近所の本屋・古本屋は使えない店ばかりだったので 隣町の本屋・古本屋を親友と巡っていると、「かがみ♪あきら」の文字が。 漫画が出てたんだ...この時の喜びはいかばかりだったでしょうか。 繰り返し繰り返し堪能して今では手垢で真っ黒です。(冬目景の「羊のうた」も買ってからの時間からすると相当黒いですが、 よりそれ以上に黒いですねぇ。) その後、古本屋や大きな書店で、「サマースキャンダル」以外の作品も手に入れました。大変苦労しました。 (それでもまだ手に入っていない本があります。自費出版物であると言った理由からですが。) かがみ♪あきら先生の作品は、非常にポップでセンシティブな作品が多く、10数年経った現在に見てもけして古くささを感じません。 その割に死後の再評価は特にされず、そのマイナーさ故に、再販や復刻などが一切されていないのはファンとして非常に口惜しいことです。 かがみ♪あきら先生は、仕事のし過ぎから風邪をこじらせて亡くなったのですが、既に社会人になっている私から言わせて貰うと、 自己管理という事に関して、自分を管理出来なかった結果亡くなった、と言えるので、その点はやはり「駄目」で認められません。 しかし、仕事を依頼している側、出版社の側からすれば、かがみ先生がどの程度の連載などを抱えているか、は、 当然把握していたであろうし、それを承知の上で仕事をさせていた事も事実で、死ぬ直前のその量は尋常ではことを見ると、 一概にかがみ先生の自己管理云々の話とも言えないと思います。 どうして、「君は働き過ぎだ。体調が万全になるまで休みなさい。連載は休載になるが、命には変えられないだろう。」の一言が 言えなかったのでしょう。 その一言さえ言って無理にでも休ませれば、死ぬことは絶対になかったでしょう。 この一言は、今現在の漫画業界で果たして言われているのでしょうか。 漫画家と呼ばれる皆さんは、体調を崩したらきちんと休んでいるのでしょうか。休ませてもらえているのでしょうか。 もし、貴方がかがみ♪あきら先生の漫画本を古本屋などで売っているのを見たら、 是非購入してみて下さい。絶対に後悔はさせません。 夜中に書いたため、ちょっとメランコリックな感じになってしまって平にご容赦。 (この文書いたの:98.09.01頃) |
2004年に刊行されたコミック新現実に関しての愚痴。